院長の日記

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 2015-2018年
2015年1月1日(木)
新年明けましておめでとうございます。
新年、明けましておめでとうございます。
穏やかな新年ですが、大きな天災もなく平和な一年になりますように願っております。
一年が、あっという間に過ぎていきます。子供の頃の一年と今の一年では、時間の長さが違うように感じます。時間の感覚は、明らかに違います。ヒトの心臓は1分間に60-70回ほど拍動しますが、小さなネズミではそれが600-700回、大きな馬では30-35回、さらに大きな象では20回ほどと少なくなります。しかし、一生の間に拍動する回数は、ヒトでも、ネズミでも馬でも象でも、15億回でほとんど同じです。ネズミの一生は2-3年、ゾウは約70年ほどです。拍動の回数は動物の大きさに関係なく同じで、その結果小さな動物では時間が早く流れ、大きな動物では遅く流れていきます。小さな子供の心拍数は大人の倍ほどですので、それを考えると子供の一日は大人の倍近くになることが理解できます。年をとるとこのように生命のテンポが遅くなるので、一日の長さが短く感じられるようになると考えられます。
私も、近年とみに時の経つのが早く感じられます。呼吸だけではなく、食べた物の消化吸収や筋肉痛、傷の治りなどのテンポ(代謝)が落ちているのでしょう。しかし、歳のせいにはしたくないと思っています。