院長の日記

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2014年12月31日(水)
大晦日

特に早く感じた1年が過ぎ去りました。いろいろと出かける機会も多く、疲労を感じることの多い年でもありました。
来年は、どのような年になるのでしょうか。期待を込めなら、皆様良い年をお迎えください。

2014年9月15日(月)
クロアチア

IADR/PER 参加のために、クロアチアのドブロヴニクへ行ってきた。初めてのクロアチアで、ドブロヴニクについても想像できなかったが、さすがに「アドリア海の真珠」。日本からの観光客にも、たくさん遭遇した。
私は、約30年前にウィーンでシェーンブルン宮殿を訪れた際、それほどまで活発な地域とは感じられずになぜ当地がハプスブルク王朝の離宮で中心であることが理解できなかった。1815年にはウィーン会議まで開かれているから、当時の中心だったとは思うが。30年前はまだ戦後で、戦勝国であるイギリスやフランスの西欧の時代だったのかもしれない。しかし、最近は東欧や中欧の元気さを感じる。ヨーロッパの中心が今やドイツに移り、そして少しずつハプスブルク王朝時代の地図に戻っているのかもしれない。中欧のクロアチアも、たくさんの観光客を集めて元気だった。

クロアチアでは、とても親切な方が多いと感じた。道を聞いたとき、その人が行く方向と反対方向であったのに、わざわざ200メートル近くも歩いてその前まで連れて行ってもらった。人々の暖かさをも感じた。
帰りに、フランクフルトに1泊した。ここでは、たくさんの中国からの方が時計などの高級品やドイツの刃物などを両手いっぱいに買い物されている姿に出会った。とてもたくさんの人が相当の金額になるであろう買い物をしている様子を見て、ただただびっくりした。中国では国内倹約令が出ている中、本物の高級品を求めてきそって買い物している姿に、世界の流れを実感する。
世界地図は、確実に変化している。

2014年5月9日(金)
午前と午後、盛岡市内の違う場所で虹を二回見る。
この時期にしては珍しい寒気が入り込み、暖かい空気と寒気が混ざり合ってとても天気は不安定。急に北風が吹くと、とても寒い。一日中曇り時々雨一時晴れという天気が続いていたが、突然晴れると虹がきれいに見えた。運が良いと思い、前向きに進もう。
ちなみに、この日は東京で午後から雹が降ったとのこと。天気は年々不安定になっているように感じる。これも、地球温暖化の影響か。
2014年4月20日(日)
チューリップ

歯科診療所の横の小さな花壇に植えたチューリップが、ほぼ満開となった。今年はまず白色の花が咲き、それが枯れ始めた今、黄色や赤が咲き誇っている。11月に植えてから4か月以上、お待たせいたしました。

2014年4月18日(金)

本日新潟大学での講義のために伺った新潟市では、桜がほぼ満開。信濃川沿いの桜は、遠くから見るだけだがとてもきれいだった。東京は、すでに桜は散って終わっている。昨日行っていた盛岡の桜はつぼみの段階で、まだ梅の花がきれいだった。
その年の桜をどこかで見ておかないと、1年間後悔する。その点、今年はいろいろな場所で楽しめそうだ。
それにしても、日本列島は南北に長い。

2014年4月4日(金)
IDEM in Singapore
シンガポールで2年に一度開催されるIDEMに参加した。
シンガポールでは、町の活気を肌で感じることができた。とにかく前向きで、エネルギーは街に充ち満ちている。そのためか、タクシーが拾いにくかったりホテル代が高いと感じるなど、雰囲気はバブルの頃の日本に似ている。
当地で、Dr. John O. Burgessに再会することができた。彼は現在では、3本の指に入る歯科研究者の一人であるが、遠くから私を見つけて声をかけていただいた。感激の一言。彼とは過去において、毎年のIADRでディスカッションしたり、日本で天ぷらを食べに行ったり、彼が以前住んでいたニューオーリンズで案内していただいたりと、非常に優しくおつきあいをしていただいた。今度は、日本での再会を約束する。
2014年3月31日(月)
「笑っていいとも」最終回

「笑っていいとも」が最終回を迎えた。32年間も続いていたことは、驚きの一文字。始まった当初は気軽な視聴者参加番組だったが、最近は視聴者参加型ではなくタレントの番組となっていた。今の時代が、気楽な番組をただ眺めるのではなく、様々な形の情報を要求するようになってきたのだろう。ところで最終回でも締めくくりは「明日も見てくれるかな?」で、これはタモリさん一流の抵抗なのだろう。
私も、この国民的番組に一度出させていただいたことがあり、そのためか何となく寂しさを感じる。出演の時の進行とその内容は、直前に決まった。さすがに毎日のことで、その取り組みは大変だったと拝察できる。 とにかく、一時代が終了した。タモリさんには、ただ一言「自分の時間を投げ出し、ご苦労様でした。」

2014年2月20日(木)
Chicago Midwinter Dental Meeting
Chicago Midwinter Dental Meeting に参加した。
毎年恒例で、このとても寒い時期のシカゴ滞在に慣れた。また、これにあわせて様々な歯科のイベントが開催される。勉強になる。
シカゴまで、JALの新しい機体にも搭乗できた。ますます快適になってきた。
2014年1月20日(月)
大学入試センター試験
大学入試センター試験が昨日終了した。新聞に掲載された問題を解いてみる。
一日目の英語は、何とかなりそうと思いながら進めることができた。国語の問題では、その第3問の源氏物語を題材にした設問で驚く。その設問は、「三条殿の夫である大将殿は妻子を愛する実直な人物で知られていたが、別の女性に心を奪われ、その女性の意に反して、深い仲となってしまった。以下は、これまでにない夫の振る舞いに衝撃を受けた三条殿が、子どもたちのうち、姫君たちと幼い弟妹たちをつれて、実家へ帰る場面から始まる。これを読んで、後の問いに答えよ。」とある。センター試験で「深い仲」が出てくるとは思わなかった。地理と歴史は、行ったことのある所や身の周りのことしかわからない。二日目は、生物も、物理も、化学も歯が立たないくらい難しく、そして数学に至ってはずいぶん忘れ去られている。
頑張った時代が懐かしい。受験生の皆さん、もう少しです。風邪をひかずにがんばってください。
2014年1月1日(水)
新年明けましておめでとうございます。
新年、明けましておめでとうございます。
穏やかな新年ですが、大きな天災もなく平和な一年になりますように願っております。
一年が、あっという間に過ぎていきます。子供の頃の一年と今の一年では、時間の長さが違うように感じます。時間の感覚は、明らかに違います。ヒトの心臓は1分間に60-70回ほど拍動しますが、小さなネズミではそれが600-700回、大きな馬では30-35回、さらに大きな象では20回ほどと少なくなります。しかし、一生の間に拍動する回数は、ヒトでも、ネズミでも馬でも象でも、15億回でほとんど同じです。ネズミの一生は2-3年、ゾウは約70年ほどです。拍動の回数は動物の大きさに関係なく同じで、その結果小さな動物では時間が早く流れ、大きな動物では遅く流れていきます。小さな子供の心拍数は大人の倍ほどですので、それを考えると子供の一日は大人の倍近くになることが理解できます。年をとるとこのように生命のテンポが遅くなるので、一日の長さが短く感じられるようになると考えられます。
私も、近年とみに時の経つのが早く感じられます。呼吸だけではなく、食べた物の消化吸収や筋肉痛、傷の治りなどのテンポ(代謝)が落ちているのでしょう。しかし、歳のせいにはしたくないと思っています。